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Vitriaは成人男性の勃起不全の治療効果が認められている薬品です。ミントの香りのLevitraストリップを舌の下で溶かすと30分以内に効果が出て来ます。性的刺激を受けると満足の行く勃起を体感することが出来ます。 |
一般的用法
Vitriaストリップの有効成分はバルデナフィルです。20ミリグラム配合。ストリップになっています。1箱10包入りです。Vitriaは勃起不全(ED)治療のための経口薬です。バルデナフィルはホスホジエステラーゼ5阻害薬(PDE5)と呼ばれる薬品群に属し、勃起不全(インポテンツ)治療のために使われます。性行為の際に硬く勃起したペニスの維持が難しい男性のための薬です。
バルデナフィルは一酸化窒素の効果を高めます。一酸化窒素とはペニスの動脈を弛緩させ、ペニスへの血液の流入を促します。性的体験の後、勃起はおさまります。パートナーとの大切な時間に急いで事を終わらせる必要はありません。Levitraストリップは体内に吸収されてから最大24時間作用するのでご心配には及びません。
用量と使用法
Levitraストリップは20ミリグラムの有効成分、バルデナフィルを配合しています。服用から数分で効果が始まります。Vitriaを舌の上に置くと次第に溶け始めます。溶けるとフレッシュなミントの香りが口の中に広がります。有効成分バルデナフィルが瞬時に血中に吸収されます。効果は4〜6時間持続します。
Vitriaの服用量は個人個人によって異なります。医師の処方を確認して下さい。
Vitriaは性的刺激があった時の勃起力を高めます。ストリップを飲用しただけでは勃起は起こりません。
初めて服用する時はVitriaストリップの半分を服用するのが良いでしょう。つまりバルデナフィル10ミリグラムです。望ましい結果を得るには規定量の半分で十分です。10ミリグラムのバルデナフィルで不十分だと感じたら、Vitria Levitraのストリップ全量を服用してください。1日のバルデナフィルの限度量は20ミリグラムで、それを越えての服用は推奨されません。
注意事項
- 既存の循環器系の疾患が認められる場合はVitria経口ストリップを使用しないで下さい。
- α阻害薬・血圧降下剤・相当量のアルコール(純粋アルコール換算で50ミリリットル)とVitria経口ストリップを同時に服用すると低血圧に繋がることがあります。
- バルデナフィルを処方された患者に4時間以上持続する勃起や持続勃起症(6時間以上の痛みを伴う勃起)の症状が見られることが頻繁に報告されています。4時間以上勃起が続いた場合は救急連絡を取ってください。
- 片方または両方の目に突発性の失明が起こった場合は、バルデナフィルの使用を中止して救急の連絡をしてください。非動脈性前部虚血性視神経症(NAION)の兆候である可能性があります。
- 突発性の失聴や難聴を感じた場合はVitria経口ストリップの使用を中止して医療機関に連絡して下さい。
- Vitriaストリップは持続勃起症に罹患しかかっている患者が使用する場合は特に注意してください。
バルデナフィルは米国FDA薬剤胎児危険度分類基準において”B”と評価されています。Vitriaストリップは女性の使用を想定していません。バルデナフィル経口ストリップを妊娠中の女性が服用してどのような結果を及ぼすかということについての研究データはありません。
禁忌
Vitriaストリップは以下の場合は禁忌とされています。:
- α阻害薬と共にVitriaのようなホスホジエステラーゼ5型(PDE5)阻害剤を併用する際には注意が喚起されています。特定の患者がこれら2つの薬物クラスを同時に服用すると血圧を著しく低下させます。
- バルデナフィルクエン酸やVItriaの不活性成分に対する過敏反応のある患者
- 日常的または断続的に有機硝酸塩系の薬品を服用している患者には、Vitriaの処方は禁忌とされています。
- Vitriaは過去90日以内に心筋梗塞が起こった患者への処方は禁忌とされています。不安定狭心症や性交中の狭心症を含みます。
- 管理不良高血圧や過去6ヶ月以内に脳卒中が起こった患者へVitriaを処方することは禁忌とされています。
- 非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)で片目の視力を喪失した患者はバルデナフィル経口薬ストリップを服用してはいけません。
起こりうる副作用
Vitriaを継続的に服用している患者の2%以上に起こると報告されている副作用は、頭痛、顔の紅潮、胃弱、鼻づまり、副鼻腔炎、インフルエンザ、めまい、クレアチンキナーゼの増加、吐き気、背部痛です。その他の副作用は以下のとおりです:
- 全身 - 血管神経性水腫や血管性浮腫、気分がすぐれない、アレルギー反応、胸部痛
- 循環器系 - 動悸、頻脈、狭心症、心筋梗塞、心室性頻脈性不整脈、低血圧症
- 消化器系 - 吐き気、胃腸・腹部の痛み、口の渇き、下痢、胃食道逆流疾患、胃炎、トランスアミナーゼ上昇
- 神経系 - 感覚異常や知覚異常、眠気、睡眠障害、失神、記憶喪失、発作
- 筋骨格系 - クレアチンキナーゼ(CPK)上昇、筋緊張・筋痙攣の増加、筋肉痛。
- 呼吸器系 - 呼吸困難、鼻づまり。
- 皮膚と付属器 - 紅斑・発疹
- 眼球 - 視覚障害、眼の充血、視覚的な色の歪み、目の痛みや不快感、羞明、眼圧の増加、結膜炎
- 聴覚 - 耳鳴り・めまい
- 泌尿生殖器 - 勃起や勃起持続症の増加
上記または上記リストに記載されていない副作用に気づいた時は、医師または薬剤師にご相談下さい。
薬物相互作用
Levitraと同時に服用することを推奨されない薬は以下になります:
ドロネダロン(Multaq)、フルコナゾール(Diflucan)、ネルフィナビル(Viracept)、ニトログリセリン(Nitro-BID, Nitro-Dur, others)、ポサコナゾール(Noxafil)、硝酸イソソルビド (Imdur, Ismo, Monoket)。
これらの薬品とLevitraの服用が必要な場合、医師と潜在的なリスクとメリットについて話し合う必要があります。一方もしくは両方の薬品の用法・用量や服用頻度を変更する必要があるかもしれません。
飲み忘れ
バルデナフィルは必要な時に服用する薬です。服薬スケジュールに沿う必要はありません。
過量服用
Vitriaを過量服用したと思った場合は、救急の医療機関に電話するか、中毒事故管理センターまで電話してください。電話番号は1-800-222-1222です。
保管方法
Vitriaは高温多湿を避け、室温 77° F (20-25° C)にて保存して下さい。薬を浴室に置かないようにしてください。子供やペットの手の届く場所に置かないでください。
免責条項